世界トレラン紀行 5/15
HURT100
密林から輝くビーチへ
=ハワイで「楽しんだもん勝ち」=
ホノルルの中心街、アラモアナ地区の山側からスタートするのが、世界屈指の過酷さで知られる「HURT100」です。距離100マイル(約160キロ)、制限時間は36時間。蒸し暑いジャングルの中、約32キロのコースを5周するもので、累積標高差は約7500メートル。
出場には抽選突破が最初の関門。航空券が比較的安い1月で、私が参加した2016年は日本から十数人が集まりました。
湿度の高い密林は泥や岩、木の根、急斜面が続くタフな設定。視界が開けず心細くなりますが、折り返しのルートが多いコース設定で、すれ違うランナー達と「Nice Run!」「You too!」などとハイタッチをして励まし合えます。
10キロごとのエイド(給水所)も個性的。前半はスナック類、後半はスパムむすびやスープなどが提供されます。海賊たちがお祭り騒ぎで迎えてくれるエイドもあれば、ナタを使ってその場で殻をカットする給水ならぬ「給ココナッツポイント」まで。天然のスポーツドリンクを味わった後は、殻を谷底へ投げ捨てるワイルドな仕様です。
私は1周目こそ6時間と順調でしたが、2周目は8時間、3周目は11時間と右肩下がりで失速。
すでに25時間を使い完走が絶望的な4周目、「ジャングルをあと11時間走り失格する」か「左に曲がってワイキキビーチでキラキラした1日を手に入れる」か究極の2択を自ら設定。
迷わず後者を選び、夜通し走ったハイなテンションで水上スポーツSUPに挑戦。さらに現地の美食を堪能しました。
いつもの生活はトレランに振り切っていますが、その前提には楽しんだもん勝ち!の考えがあります。ハワイはその誘惑が特に強いので、完走するには強固な意思が必要だと感じました。
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★1月半ば開催なのでハワイとしては比較的安く行ける大会で、当時は3泊の宿と航空券込みで6万円弱のツアーでした。それにプラスする形でアウラニ・ディズニー・リゾートに1泊して、そこでSUPをしました。
★ここは流石にホスピタリティが良いのですが、一番びっくりしたのはプール併設の滑り台。トンネルになっていて1秒後には真っ暗。その後0.2秒ぐらい暗闇の空中に投げ出されること2回。無重力らしきものを味わった直後に水の中に放り出される体験はほかで味わえません😲









