先月から15週間連続で、私の手記が時事通信が配信するコラムとして新聞に載っています。
せっかくの機会なので記事と連動して、ここだけで読める生原稿と、載せられなかった写真を掲載します。コラム用なので、いつもの書きぶりと雰囲気が違うのは御愛嬌。
(初回と2回はプロフィール的なものだから割愛😆
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◎ビールで加速、アルプスの陽気な祭
=モンブラン山麓、笑顔溢れる祝祭=
トレイルランニングレースは山岳地帯を走るパワフルでストイックなイベント。のはずが、イタリアのクールマイヨールで開かれる「アランカビッラ」は美味しくて楽しいイベントに進化しています。
場所はモンブランの山麓で距離は約18キロ、累積標高1410メートルで、ゼッケンにはエイドの通過を示す6つのチェックボックスがあるところまでは普通です。
しかしチェックボックスで飲んだ缶ビールの本数を確認するところがアランカビッラ最大の特徴です
コース途中のエイドで缶ビールを1本飲むとタイムが10分差し引かれ、6箇所あるので最大1時間短縮できます。
もちろん飲むだけではなくステーキなどのツマミも振る舞われるので、到着する人が多い時間帯では焼き上がりを待つ渋滞も起きています。
さらにこのレースはその年のお題目に合わせて仮装をします。
テーマがプロの時、スキー選手の仮装は本物のスキー板を履いて走り、ピザ屋さんは生地を手で回しながら走って目が合うと小麦粉を投げつけてきました。
テーマがヒーローの時は、スーパーマンなどのほか、トレイルレースのヒーローとして有名選手や私の写真をコピーして胸に貼る人もいたりと、日本にはない発想です。
ゴール地点はライブ会場で、深夜まで演奏やダンスが続きます。
さらに翌日は子どもたちのために、同じコースを短縮してコーラやジュースを飲みながら走る「アランキナ」が開催される年もあります。
犬と一緒に暮らすのが自然な土地柄、申し込みは犬の名前を書く欄もあり、規約では犬に連れられて来た人も参加可能です。
アランカビッラは、トレイルランニングでありながら地元の社交も含むクールマイヨール流の祝祭だと感じました。











