ブログをかれこれ15年くらい書き続けている。自分の思ったことを発信するメディアであり、日記でもある。

だいたい年末は一年を振り返っているのだが、昨年は何を書いたのだろうと見返してみたら、「旅」だった。

「旅」

2020年は新型コロナ禍により、その旅が失われてしまった。とはいえ、こうした自然災害（？）は致し方なく、航空業界、観光業、飲食業界のみなさまなど大きな被害を被っている方々のためにも、一刻も早く終息することを祈ります。

ということもあり、今年はトレイルランニングレースに出ることはなかった。2010年にトレイルランニングを始めてから、レースに出ない年は初めて。とはいえ、これも仕方ない。夏山にも行かなかったし、東京からほぼ出なかった一年となった。

ランニングに影響は？

緊急事態宣言が出た4月はゼロ。5月下旬から再開した。もともとレースの練習のためだけに走っているというわけでもないので、特に例年と変わりなく、近所の坂道をのんびりと。

ここ数年は出たいレースがあれば出るというスタンスで、走っていると体力キープに加えてとりあえずは体型を維持できるし（ぼくは何故かなかなか痩せない）、時には仕事のアイデアが浮かんだりもする。街並みの様子が変わったり、季節の移り変わりを感じられるのも楽しい。

NO RUNNING, NO LIFE.

ぼくの持論で「緊急時に本質がわかる」というのがある。新型コロナ禍でわかったことは、ランニングはぼくの生活の中で欠かせない時間になっているということ。

それってブランドを始めた時にイメージしていたライフスタイルに近いのかも。「練習」ではなく、いい波があるから海に出るサーファーのような。

来年も理想に近づけるようにがんばります。みなさま、よいお年をお迎えください。