2025年4月9日から22日までの13日間、九州を一周する自転車旅に出た。今回の旅はその第一弾として、新門司港(福岡)から志布志港(鹿児島)まで、約900kmを走り抜けた記録をお届けする。
DAY10:2025年4月18日(金)
延岡市内発 → 馬ヶ背展望所 → クルスの海展望台 → 大御神社 → 都農神社 → 宮崎市内泊
移動距離:112.6km (計:755.4km)
累積標高差:733m(計:6,826m)
パームツリーが迎える南国・宮崎へ
宮崎に入ると、街路樹や海岸沿いにパームツリーが並び、景色が一気に南国風に。空の青さとよく似合う。
圧巻の地形美!馬ヶ背・柱状節理を観光
「日向岬」では、国の天然記念物に指定されている柱状節理の断崖を観光。日本一の規模を誇るだけあって、間近で見ると大迫力の地形美に圧倒される。
神秘の「クルスの海」と昇り龍の大御神社
そのすぐ近くの「クルスの海展望台」では、岩礁が波の侵食で裂け、上から見ると十字(クルス)に見えるという不思議な景色。恋人の聖地とも言われているスポット。
続いて訪れた「大御神社」は、海沿いの断崖に立つ美しい社。社殿の奥にある洞窟内の「龍宮」が見どころ。洞窟の最奥から振り返ると、光の加減と角度で浮かび上がる「昇り龍」のシルエットが。少しでも角度が変わると見えなくなるという神秘的な現象。その瞬間、時間が止まったようだった
金ヶ浜ビュー園地と都農神社で癒しのひととき
「金ヶ浜ビュー園地」では、海と満開の花、そしてパームツリーが絶妙なバランスで調和。まるでリゾートのポストカードのような景色に癒された。
「都農神社」は「日向国一之宮」。落ち着いた雰囲気と森の中にたたずむ社殿に、強い浄化のエネルギーを感じた。宮崎が誇るパワースポットのひとつだろう。
宮崎グルメを堪能|地鶏炭火焼と釜揚げうどん
宮崎市に入り、夜は繁華街でご当地グルメを満喫。メインはもちろん、「地鶏の炭火焼き」。炭の香ばしさに、柚子胡椒の風味が抜群のアクセント。これはたまらない。
締めには、「釜揚げうどん」。飲んだ後の身体に、柔らかくコシのない麺がやさしく沁みわたる。シンプルなのに、こんなにも旨いとは。まさにパーフェクトな一日。
旅の最長距離112.6kmを走破|疲労はピークに
この日は旅の最長距離を更新。走行距離と疲労感はピークに。でも、旅はあと3日。もう一踏ん張りだ!