2025年は、複数回に分けて九州を一周するロングライドに挑戦している。
11月12日から25日までの14日間、熊本駅を出発し、福岡県・佐賀県南部を経て長崎駅までを走破した。
本記事では、その第三弾となる旅の日々を綴っていく。
DAY14:2025年11月25日(火)
長崎→東京
移動距離:13km(累計603km)
累積標高差:66m(累計5,641m)
6時間半で辿り着く、長崎から東京へ ― 近代化の時間感覚
長崎から、一路東京へ。
長崎駅→ 武雄温泉駅(乗り換え)→ 博多駅(乗り換え)→ 品川駅。所要時間は6時間24分、移動距離は1,320km。
江戸時代の参勤交代では、長崎から江戸まで約20〜25日を要したと言われている。それが今では、わずか6時間半。長崎を起点に進んだ近代化の恩恵を、移動のなかで改めて実感した。
マニュアルを超えた気遣い ― 車内で出会った小さな感動
博多駅で乗り換えた新幹線の車内で思いがけないサービスに出会った。
「特大荷物スペースつき座席」を予約して、輪行袋に収めた自転車を車両出入口付近に置いていた。停車駅ごとに乗降客の動線を確保のため、自転車を左右どちらかに移動する必要がある。
多くの場合は口頭で案内されるのだが、この日の車掌さんは、メモに書いて手渡してくれた。こんな対応は初めてだった。
マニュアルを超えた気遣いこそが、サービスの本質なのだと、しみじみ感じた。
トラブルなく走り切った14日間 ― 数字が物語る第三弾の総括
腰痛や咳など、体調は決して万全ではなかったが、悪化することなく、予定通り九州一周自転車旅・第三弾を終えることができた。
14日間のうち雨に降られたのは3日間のみで、いずれも小雨程度であった。総走行距離は603km、累積標高は5,641m。
晩秋から初冬にかけて日照時間が短い時期であることを踏まえ、一日の移動距離を抑えて計画したこと、また序盤の福岡県南部や佐賀県が比較的平坦で疲労を溜めにくかったことが、結果的に良い判断だったと感じている。
未完の円環 ― 九州一周、次なる舞台は北部へ
九州一周の完遂まで、残すところは長崎県北部・佐賀県北部・福岡県北部を走り抜け、旅の起点である新門司港へ戻る区間のみとなった。 この最終章は、第四弾として来年春以降に実行する予定である。
第一弾・第二弾・第三弾 合計
日数:41日
走行距離:2,512km
獲得標高:23,808m
第三弾はここで一区切りとなるが、九州一周の物語は、北部を残したまま、次の章へと引き継がれていく。



