2025年は複数回に分けて九州を一周するロングライドに挑戦している。その第二弾の記録をお届けする。7月22日から8月4日までの14日間、鹿児島県・志布志港から熊本までを走破した。総走行距離は955km、累積標高差は9,560mに及んだ。
DAY12は天草から熊本市街地へと走り抜ける一日であった。
DAY12:2025年8月2日(土)
本渡→天草四郎ミュージアム→三角西港→長部田海床路→熊本市泊
走行距離:85km(累計922km)
獲得標高:433m(累計9,356m)
道の駅有明と名物タコのオブジェ
本日の最高気温は37.7℃ 。体温を超える猛暑の中でのライドとなり、天草から熊本への道のりは厳しくも印象的な一日となった。
最初に立ち寄ったのは道の駅有明。施設はまだオープン前であったが、名物の巨大タコのオブジェと記念撮影を行った。
天草五橋を自転車で走る「天草パールライン」
上天草といえば、九州本土と天草諸島を結ぶ「天草五橋」である。国道266号線に点在する島々をつなぐ五つの橋の総称で、「天草パールライン」とも呼ばれる。
美しい海と島々のコントラストは絶景であったが、交通量が多く、車道脇を走る緊張は途切れることがなかった。
ご当地グルメ「たこやき王ちゃん」の塩味たこ焼き
Google マップの評価を頼りに「たこやき王ちゃん」に立ち寄り、名物の塩味たこ焼きを購入。シンプルながら素材の旨みが際立ち、評判通りの美味しさであった。
天草四郎ミュージアムと天草四郎像
天草四郎ミュージアムでは、16歳で島原の乱を率いた若きカリスマの物語に触れた。 藍のあまくら村では、高さ15mの巨大な天草四郎像が出迎えてくれた。
三角西港の石畳と近代化の歴史
三角西港では、美しい石畳と近代化の歴史を物語る港町の風情に足を止めた。国指定重要文化財に選ばれた港は、明治時代の面影を色濃く残していた。
長部田海床路の絶景観光スポット
干潮時のみ姿を現す「長部田海床路」では、遠くに雲仙岳を望むことができた。潮の満ち引きが織りなす光景に、次なる旅の目的地を思い描いた。
熊本市サイクリングで旅のゴールへ
阿蘇の山影が見えたとき、旅の終わりが近いことを実感し、自然と気持ちが高ぶった。予定よりも早く熊本市街に無事到着。達成感と安堵に包まれたゴールであった。
明日は観光で熊本の街をゆっくりと味わう予定である。