2025年は複数回に分けて九州を一周するロングライドに挑戦している。その第二弾の記録をお届けする。7月22日から8月4日までの14日間、鹿児島県・志布志港から熊本までを走破した。総走行距離は955km、累積標高差は9,560mに及んだ。
DAY7のハイライトは指宿温泉での名物「砂むし」体験である。
DAY7:2025年7月28日(月)
移動距離:71km(累計503km)
獲得標高:410m(累計5,618m)
城山展望台から鹿児島市街を一望
朝は城山展望台からスタート。桜島は雲の中に隠れていたが、市内を一望できる眺めは圧巻であった。改めて鹿児島の街の大きさを実感する。
錦江湾を南下し指宿へ
その後は海沿いを南下して指宿を目指した。対岸には数日前に通った景色が見えた。これまで走ってきた道のりの大きさを感じた。
道の駅いぶすき名物「オクラソフト」
道の駅いぶすきで「オクラソフト」を発見。夏季限定で塩茹でオクラがトッピングされている。ほんのりとしたオクラの風味があり、意外にもクセになる味だった。
知林ヶ島の砂州渡り
「知林ヶ島」は干潮のときだけ現れる全長800mの砂の道を歩いて渡れる島である。運よくタイミングに恵まれ、実際に砂州を進むことができた。
透き通る海と、遠くにそびえる桜島の景観が広がり、自然が生み出す不思議な光景に思わず立ち尽くした。
指宿名物「砂むし温泉」
そして今日の最大の楽しみ、指宿温泉名物「砂むし温泉」。地熱で温まった砂に体を埋めると、じんわりと大量の汗が吹き出す。これまでにない心地よさで、まさに唯一無二の温泉体験だった。あまりの気持ちよさに、その日の宿泊先でもう一度体験した。
指宿の宿泊先は市街地から離れていたため、この日は2食付きを選択。夕食はハーフバイキング。特に豚バラを柔らかく煮込んだ豚の角煮とアラ煮が絶品で、小鉢と合わせて焼酎の飲み比べを楽しみ、つい痛飲してしまった。
明日から第二弾自転車旅の後半へ
本日は第二弾の区切りとなる7日目。 鹿児島・志布志港を再スタートし、佐多岬→桜島→霧島神宮→鹿児島市→指宿市までを走破。
走行距離:503km
累積標高差:5,618m
第一弾(福岡・新門司港→大分県→宮崎県→鹿児島・志布志港)と合わせて20日間の旅になった。
総走行距離:1,456km
累積標高差:14,225m
地道に積み上げてきた距離と標高。 「だいぶ遠くまで来た」と、地図をみると実感する。しかし、九州一周完遂までは道半ばと悟るのであった。