2025年4月9日から22日までの13日間、九州を一周する自転車旅に出た。
今回の旅はその第一弾として、新門司港(福岡)から志布志港(鹿児島)まで、約900kmを走り抜けた記録をお届けする。
DAY2:2025年4月10日(木)
(フェリー)→新門司港→新北九州空港連絡橋→北九州空港→メタセの杜 →築上町の宿泊施設(泊)。
移動距離:60.0km(計:85.4km)
累積標高差:176m(計:319m)
定刻通りに午前7時に新門司港に到着。
天気予報は昼過ぎからあいにくの雨。
楽しみにしていた平尾台カルストのトレッキングは泣く泣く断念。
それでも旅は続く。
絶景ロードの新北九州空港連絡橋
まず目指したのは、「新北九州空港」。
そこへと続く「新北九州空港連絡橋」は、全長2,100mの絶景ロード。
海の上を駆け抜けるような感覚にテンションが上がる。
空港での出会いとひととき
空港では、職員の方としばし立ち話。
「新門司港から鹿児島の志布志港まで自転車で行くんです」と話すと、「ロマンだね」と返してくれた。
その一言が、妙に心に残った。
加齢に逆らい、体力のあるうちに、やりたいことをやりきりたい。
自分では年甲斐もないことをしていると思っている。
他人から見れば、それは“ロマン”になるのかもしれない。
懐かしの「メーテル」との再会
北九州空港のロビーでは、松本零士の名作『銀河鉄道999』のメーテル像に再会。
少年時代、憧れてやまなかった存在だった。
福岡うどんの“正解”
福岡に来たらどうしても食べたかった「うどん」。
特徴は、柔らかくコシのない麺に、あっさりとした出汁。
具材は迷わず「ごぼう天」、そしてサイドには「おいなりさん」。
これぞ、福岡うどんの完璧セット!
メタセの杜と戦闘機F-4EJ
築上町にある「メタセの杜」では、かつて実際に使われていたF-4EJ戦闘機が展示されていた。
一目見た瞬間、なぜか気持ちが高ぶった。
時速2,700kmという数字に、ただただ圧倒される。
ちなみに私の自転車旅はわずかに時速15km。
メタセコイア並木やハマダイコンの群生を眺めながら、今日の旅を振り返った。