北海道一周4,000km・49日間の自転車旅日記。
北の大地に広がる豊かな自然、歴史、文化、食との出会いを綴る。
【期間】2023年7月25日〜9月11日(49日間)
DAY44:2023年9月6日(水)
釧路市内の宿泊施設 発→釧路市湿原展望台→道の駅しらぬか恋問→道の駅うらほろ→浦幌町のホステル(泊)
DAY44移動距離101km
累積移動距離3,661km
朝食は漁港の「釧ちゃん食堂」で
この日の朝食は、漁港近くにある「釧ちゃん食堂」へ。
当初は釧路和商市場の「勝手丼」を予定していたが、出発時間に合わず断念。
釧ちゃん食堂は漁業関係者の利用が多く、コスパも良好。選んで正解だった。
日本最大の湿原「釧路湿原」へ
釧路湿原道路を経由し、高台にある「釧路市湿原展望台」へ。
展望台からは、果てしなく広がる釧路湿原を一望。全貌は掴めないほどのスケール感だった。
この施設は釧路市出身の建築家・毛綱毅曠の設計。内部は近未来的なデザインで、特に2階の空間構成に驚かされた。
ご当地グルメ「スパカツ」実食!
釧路の名物グルメといえば「スパカツ」。
ミートソーススパゲティの上にカツレツをのせ、熱々の鉄板皿で提供されるインパクト大の一品。
今回立ち寄ったのは、釧路国道38号へ向かう道中で見つけた「そば太郎」。蕎麦屋ながら、洋食メニューも人気という和洋折衷の店だった。
Google Mapで高評価・口コミをチェックして見つけたと伝えると、店主は「どうして旅人が来るのか不思議だった」と笑っていた。
温かい言葉とドリンクの差し入れまでいただき、身も心も満たされた。
再会、道の駅しらぬか恋問
ランチの後は国道38号線を西へ。路肩が狭く、大型トラックが至近を通過していくたびに緊張が走る。
途中立ち寄った「道の駅しらぬか恋問」で、納沙布岬で出会った韓国人サイクリストと再会。
彼は昨日の雨で濡れた荷物を天日干ししていた。偶然の再会に驚きつつも、また数日後にも会うことになる。
十勝の玄関口・浦幌町で宿泊
この日の宿は、十勝総合振興局の最東端・浦幌町にあるおしゃれなホステル。
素泊まりのため夕食は外食で済ませた。
ゴールまで、あと4日と430km
旅の終わりが徐々に近づいてきた。北海道一周のゴール、苫小牧港まではあと430km。
残り4日、気力と体力を維持しながら走りきりたい。