高松駅を起点・終点とする約1,400km、22日間の四国一周自転車旅日記。四国の自然、歴史、文化、食に触れた日々を綴る。
期間:2024年10月1日〜10月22日(22日間)
DAY4:2024年10月4日
徳島発〜眉山ロープウェイ〜眉山公園〜阿波おどり会館〜徳島市立徳島城博物館〜旗山 源義経騎馬像〜阿南泊。
DAY4の移動距離33km(計181km)
DAY4の累積標高差111m(計1,371m)
2日連続の雨で予定変更
「徳島県立阿波十郎兵衛屋敷」で人形浄瑠璃の公演を鑑賞する予定だったが、昨日に続く雨予報のため、当日になってスケジュールを変更。今回は見送り、またの機会に。あれこれ詰め込みすぎると、かえってうまくいかない。旅はいつでも、余裕を持っていたい。
ロープウエイから望む徳島の風景
「眉山ロープウェイ」で、徳島市のシンボル・眉山へ。眉山公園からは市街地を一望できる。徳島市は“水の都”。新町川と助任川に囲まれた三角州が市の中心部だ。海があり、山があり、街中にはいくつもの川が流れる――まさに風光明媚な景観。曇天なのが、なんとも惜しい。
名店で徳島ラーメン
昼食は、徳島ラーメンの名店「中華そば いのたに 本店」へ。辛口でコクのある豚骨醤油スープに、甘辛い豚バラ肉、メンマ、もやしが乗る。細麺が特徴的で、トッピングのヨード卵が豚バラと絶妙に絡み、スープの味わいもまろやかに。まさに絶品だった。
踊る阿呆に見る阿呆
「阿波おどり会館」では、祭りの時期以外でも阿波おどりが体験出来る。演舞だけでなく、踊りの体験講習もあり、しっかり楽しめた。阿波おどりは、400年もの歴史がある伝統行事。徳島市の阿波おどりは毎年8/11〜15に開催。130万人もの人出があると聞いて、祭りそのものを体験したいと思った。同じ阿呆なら踊らにゃ損々。
石垣、堀、庭園のみが残る徳島城
「徳島市立徳島城博物館」で徳島の歴史を学んだ。徳島城は明治維新後に廃城され、石垣、堀、庭園のみが遺構として残されている。遺構の石垣の前で記念撮影。
日本一の大きさの源義経騎馬像
小雨の中の移動中に標識を見つけて立ち寄った「源義経騎馬像」。源平合戦の時、小松島市に上陸した源義経が、源氏の旗を掲げて兵隊を鼓舞したのが旗山。その旗山に立つ騎馬像の高さは6.7mと驚くほど大きい。この騎馬像は、日本一の大きさを誇る。義経はこの地から屋島の戦いへと向かった。ここもまた、歴史の舞台である。
雨が降ったり止んだりの中の移動
追風が吹いていて、楽に予定よりも早く進んだ。国道55号線に架かる那賀川大橋を渡り、阿南市の市街地へ。
徳島のソウルフード、イリカス
初めて食べた徳島のソウルフード「イリカス」。牛ホルモンの様々な部位を牛脂で煮るように炒ったもの。塩味が効いていて、噛めば噛むほど旨味と脂が染み出る。酒のつまみには最高。
〆に阿波尾鶏の茶漬け。濃厚な鶏出汁で、これまた最高だった。