2023年7月25日から9月11日までの49日間にわたり、北海道を一周したバイクパッキングツアーにおいて使用したヒップパックおよびその内容物について紹介する。実際に使ってみての所感とともに、長期旅における実用性を検証した。
ヒップバッグ:Swift Industries Ardea Pack
スイフトインダストリーズは、アメリカ・シアトル発のバイクパッキング用バッグメーカーである。本製品はヒップバッグでありながら、ハンドルバーバッグとしても使用可能な多機能モデルである。完全防水ではないため、濡らしたくないアイテムはポリ袋等に入れて防水対策を行った。
サイズはW25 × H15 × D6cm、容量2.5リットル、重量300g
ウォレット:Paago Works Trail Bank M
中身は、現金、運転免許証、健康保険証、クレジットカード2枚、キャッシュカード1枚。日常的な買い物や温泉、観光地ではPayPayやクレジットカードをメインに活用し、現金は必要最低限に留めた。
本体36g
キーホルダー:自宅鍵、自転車鍵、サーモコンパス
気温管理のため、体感温度と実際の温度を確認できる温度計付きコンパスを携行。旅の安全管理にも寄与した。
自宅鍵:30g
自転車鍵:7g
サーモコンパス:9g
マルチツール:爪切り付きマルチツールVictorinox Nail Clip 580
長旅では爪の手入れも重要である。ハサミよりも爪切りの方が使い勝手が良く、旅の快適さに直結した。
37g
ちなみに髪や髭も伸びるため、旅の途中で床屋を2回利用。髭はハサミとカミソリで整えていた。
日焼け止め:ニベアメンUVプロテクター、同モイストリップ
筆者は日焼けに弱く、こまめなケアが不可欠であった。使用頻度は高く、肌トラブルは皆無であった。
40g
10g
虫除け①:アース サラテクトミスト
北海道には虫が多く、旅の初日から蚊の大群に悩まされた。さらに道中ではアブの襲撃を何度も受け、恐怖を感じたほどである。
サラテクトミスト:65g
虫除け②:ハッカ油
北海道北見市の名産であるハッカ油を持参。虫除けというよりも、ライド中の清涼感が狙いであった。メントールの効果で快適に走行できた。
25g
※蚊取り線香をキャンプ場で使えば良かったと後悔している。今となっては後の祭りである。
熊鈴 :mont‐bell キーカラビナベルナスカン5S
「今そこで熊が出た」と現地の人からリアルタイムで聞くこともあり、北海道の大自然の中では熊対策が欠かせない。鳴り続けるベルの存在は安心感に繋がった。
18g
熊よけスプレー:TW-1000 熊よけペッパー 弾道液体ジェット
羊蹄山、大雪山、利尻山への登山を計画していたが、天候や体力の都合により断念。しかし、万が一のために唐辛子成分入りの熊よけスプレーを携行した。
84g
サコッシュ:Fairweather Packable Sacoche
コンビニや温泉、コインランドリーへの短距離ライドには、防水性に優れたパッカブルサコッシュが便利であった。サイズは縦横45cm、収納時8×12cm。
72g
ヘッドライト:Petzl ACTIK
主にキャンプ場での使用を想定。バイクライトの故障時にも活用できる心強いアイテムであった。
58g
単三電池×3、35g
その他
手拭い①:33g
歯磨きセット:28g
コンビニ袋3枚
ティッシュ:13g
ウェットティッシュ:18g
マスク2枚:5g
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