2015年12月6日、今年最後のレースとして「第9回いたばしリバーサイドハーフマラソン」に出場した。昨年に続いて2年連続のエントリーであり、都内からのアクセスの良さと、走りやすいコース設定に好印象を抱いていた。
もう一つの参加理由は、職場の同僚との“焼肉を賭けた真剣勝負”である。
挑戦のきっかけ
きっかけは、3ヶ月前の飲み会でのこと。私が100マイルレースへの挑戦や、走ることの意義について熱弁を振るったところ、同僚の闘志に火を点けてしまった。酒の席での戯言かと思いきや、彼は翌日から本気で走り始め、ランニングシューズを購入。以降、走行距離やトレーニング内容を逐一報告してくるほどの本気ぶりを見せた。
その姿勢に私も刺激を受け、自己ベスト更新を目指して本格的にトレーニングを積み、レースに臨んだ。
レースプランと展開
レースプランは、ネガティブ・スプリット(前半抑えて後半に上げる展開)。日頃のポイント練習ではビルドアップ走を取り入れており、今回も“いつも通り”の走りを貫くことに徹した。
【レースタイム】
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5km:23分46秒(4分45秒/km)
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10km:23分22秒(4分41秒/km)
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15km:23分32秒(4分43秒/km)
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20km:22分53秒(4分35秒/km)
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ゴール:4分56秒(4分25秒/km)
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総合タイム:1時間38分26秒(自己ベスト更新!)
10km過ぎから向かい風が強くなり、多少のペースダウンを余儀なくされたが、終盤はしっかりとペースアップ。最後はキロ4分30秒前後で走り抜け、ほぼ狙い通りの展開でゴールすることができた。
同僚との勝負の行方
レース前、同僚の掲げた目標タイムを聞いて余裕を持って構えていたが、結果は55秒差まで迫られていた。思った以上に力をつけていたことに驚くと同時に、辛うじて逃げ切れたことに安堵した。
走り納めとしての成果
2015年を締めくくるこのレースで、自己ベストを1分12秒更新できたことは大きな収穫だ。着実に走力が向上している実感があり、来たるフルマラソンに向けて大きな自信となった。目標として掲げているサブ3.5(フルマラソン3時間30分切り)も、いよいよ現実味を帯びてきた。
次戦は、2016年1月10日のハイテクハーフマラソン(旧谷川真理ハーフ)。さらなる記録更新を目指し、引き続きトレーニングに励んでいきたい。