ハーフマラソンで走力を測る
2014年12月7日、第8回いたばしリバーサイドハーフマラソン大会に出走してきた。
今の自分の走力がどれほどのものかを知るために、ハーフマラソンの「タイム」という明確な指標で実力を測ってみたいと考えた。トレイルランニングでは、レースの結果に体調、メンタル、補給、天候、気温など多くの要素が影響し、純粋な走力を把握しにくい。一方でロードレースは条件が比較的安定しており、走力を数値で測るにはうってつけである。
フル経験者が初のハーフへ
実は、2014年にはすでにフルマラソンを2本完走している。しかし、今回が人生初のハーフマラソンであった。通常は10kmやハーフマラソンを段階的に経験してからフルを走るのがセオリーであろうが、私の場合は順番が逆だった。
大会の印象:硬派で心地よいローカル感
板橋区陸上競技協会主催の本格大会
いたばしリバーサイドハーフマラソンは、板橋区陸上競技協会が主催しており、その名称からも硬派な印象を受ける。実際に参加してみると、真摯に走りに向き合うランナーが多く、好感が持てる雰囲気であった。
程よい規模感とコースの特徴
大会種目は5kmとハーフの2つ。参加者は合計で約4000名。都内で開催される大会ながら、適度な規模で混雑も少なく、荒川の河川敷という開放感あるロケーションがローカル感を演出しており、非常に居心地が良かった。
コースはフラットで、日本陸連公認の正確な距離設定。自己記録を狙うには最適な条件が揃っている。
レース戦略と結果:ネガティブスプリット成功
戦略:前半抑えて後半勝負
レースプランは、いわゆる「ネガティブスプリット」。前半を抑え気味に入り、後半にペースを上げていく走りを目指した。これは経験上、精神的な安定と後半の粘りに効果的であると感じている。
結果:ネットで目標達成!
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ネットタイム:1時間39分36秒
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グロスタイム:1時間40分10秒
正直に言えば、グロスタイムで100分を切りたかった。しかし、ネットタイムでの達成でも、これまでの努力が着実に成果として表れていることを実感できた。とても満足のいく一年の締めくくりとなった。
50歳を目前にして、まだ伸びしろはある
私は来年で50歳を迎える。年齢とともに身体的な衰えは避けられない。しかし、今でも走力は伸ばせると信じている。今回のレースは、そのことを再確認する良い機会であった。
これで、フルマラソンにおける「サブ3.5(3時間半切り)」という目標も、いよいよ現実味を帯びてきた。これからも努力を重ねて、次なる挑戦に向かっていきたい。
2 コメント
勇気をもらいました!精進してまいりましょう!!
KMD監督、コメントありがとうございます!お互いに切磋琢磨していきましょう!