2014年3月28日(金)、有給休暇を取得し、「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン(100kmの部)」のコースをソロで試走してきた。
平日のためか、ランナーには一人も出会うことなく、ロードはまさに貸切状態。走行中、何度となく顔を出す雄大な富士山の姿が常にモチベーションを引き上げてくれた。気候も穏やかで、まさに「これ以上ない試走日和」であった。
UTMF(STY)の記憶と重なる風景
河口湖大橋から眺めた富士山の風景は、昨年出場した「UTMF(STY)」のゴール直前に見た景色と重なり、当時の感情が鮮明に蘇ってきた。あの明け方、最後の力を振り絞って走ったあの瞬間。今回の試走が、自分にとってただの下見ではなく、思いのこもった再訪となった。
チャレンジ富士五湖とは
本大会は、富士五湖(山中湖・河口湖・西湖・精進湖・本栖湖)を巡る国内屈指のウルトラマラソンであり、72km、100km、112kmの3部門が設けられている。私が出走予定なのは、100kmの部。
試走コース詳細
今回の試走では、河口湖大橋を起点に、河口湖北岸~西湖北岸~精進湖~本栖湖手前で折り返し、精進湖~西湖南岸~河口湖南岸を経て、乳ヶ崎北交差点までの約50kmを走破した。コースとしては、本番の中盤(42km地点)〜終盤(92km地点)に該当する部分である。
距離的にはハーフマラソン2本以上。改めて100kmの過酷さを実感させられた。
コース印象とレース戦略
湖畔はおおむねフラットで走りやすい一方、各湖を結ぶ区間には適度なアップダウンが存在する。後半にあたるこれらの起伏は、レース本番では確実に脚にくるポイントであろう。気持ちよく走れる平坦区間ではきっちりとペースを守り、登りでは耐えて歩を進める。基本に忠実な走りが求められると痛感した。
まだ時間があるため、次は前半の山中湖〜河口湖区間の試走も行う予定である。本番に向けて、準備は着実に整いつつある。
RUN OR DIE!!──。
この精神で、100kmの道のりに立ち向かう。