何年かぶりに風邪をひいた。記憶にないほど久しぶりであり、おそらく3年ぶりではないかと思われる。
これまでは、頭痛・発熱・鼻水・せきといった典型的な風邪の症状を自覚した時点で市販薬を服用し、一晩眠れば、ほぼ100%の確率で回復していた。しかし今回は、症状の治りが明らかに遅い。
なお、今回の風邪はインフルエンザではない。
久々の風邪、しかも治りが遅いという状況に対して、自省してみたところ、思い当たる節があった。原因は、一年間続けてきたランニングによって体脂肪が落ち、それに伴い免疫力が低下していたのではないか、という点である。
実際、この冬は例年になく手足の冷えを感じていた。
インターネットで調べたところ、体脂肪率が低いと免疫力や抵抗力が低下し、風邪や感染症にかかりやすくなるという情報が多数見受けられた。
とはいえ、体脂肪率が一桁台のアスリートが常に風邪をひいているわけではない。したがって、体脂肪率の低下が風邪の一因である可能性は否定できないが、それだけが原因とは言い切れないのではないかと感じている。