今日から少し暖かくなり、王滝村でも久し振りの雨模様の今日この頃です。

今年は暖冬ですね・・・ホンマに雪が降らない。
生活するには丁度良いのですが、村の観光視点で考えると辛い！！
っと思える今日この頃です。
とは言えど、少ない雪の中でも色々と見所と楽しみ所はあるので今回はそんな日常的なお話し。

最近FBで「王滝村における冬のトレーニング」と言う事で、色々とFB（フェースブック）で書いてみました。
ここに来る時には当然覚悟していたのですが、王滝村はホンマに寒い((((；ﾟДﾟ)))))))
都会（？）育ちの私には本当にキツク、村に来た初年度はホンマに死にそうでした（笑）
でもその代わりに、スキーを始めようと決心してすぐに道具を揃えました。
多分これが都会に住んでいたら、年に数回しかしないギアの為に何十万円も支払えないだろう・・・っと考えて
購入していなかっただろう・・・
でも村にはスキー場があり雪もある！！だったら買っておいた方が得だろうと思い移住と同時に即購入！！
幸い私をスポンサードしてくれているsalomonは季節を選ばす遊べる道具を提案しているブランドであったので、
一式をsalomonで揃える事ができました。（本当に有り難い事です。）
自分が好きなブランドで年間通して遊べる贅沢。これはサポートアスリートとしても最高な条件ですね（感謝）

salomon ski

そして、昨年より始めたスキー（正確にはスキーモ）・・・とても滑るのに苦労しました。
悔しかったので、私はなんとしてでも上手くなりたいと思ったので、師として木島平に住む「山田琢也」先生のところへ行き、住み込み修行をしに行きました。そこでは琢也さんを始め多くの関係者が親身になり私を指導してくれました。
そして、改めてスキーモを初め、クロスカントリスキーなど冬のアクティビティの楽しさと可能性を見出しました。

スキーを始めた頃は、無駄な力が入ってしまい両膝が痛くなり、始めた2017年12月から2018年3月までその痛みが継続し、正直UTMFは駄目かなっと思っていましたが、ギリギリその痛みが引いたUTMFはほとんど満足な練習が出来なくとも6位タイでゴールする事が出来ました。（正直タイムは予定より１時間遅かったですが?）
改めて痛みがない状態で走れる幸せを感じました（笑）

さて余談になりましたが、今年は雪の量が少なかった事もあり、スキーシーズンの開始が遅れましたが、定期的に滑ってトレーニングをしております。（膝の痛みなどなく安定した滑りが出来る様になった！？）

そして現在協力隊員として、スキー場のパトロールをさせてもらってます。（まだ2回しかしてません）
下手くそな私をパトロール隊員として受け入れてくれているスキー場関係者の方々には本当に感謝です。
業務内容としては、スキー場内の安全を守る仕事です。
具体的に言うと、コース内をちゃんと利用者が滑っているか、危険行為はないか、怪我や道具の破損や紛失などで滑られない状況の人はいないかなどなど..またそれ以外にもコースの雪質はどうか？雪崩れそうなところや崩れそうな所はないかなどを実際に滑って体験して目視していくゲレンデの状況を把握するのも仕事です。
正直偉そうに言ってますが、私はそんな大層な仕事は出来ておりません。
なぜなら、自分がレスキューされる様なことがないか心配だから?
今日も途中視界が悪くなり、段差に気づかず大ジャンプをしました?
多分３mぐらいしか飛んでないですが、めちゃんこビビりました。しかし、上手く着地出来たのでよかったです(-｡-;
そして、そんな危険箇所でさらなる被害者が出ない様にと旗を立てたりします。
私が犠牲になる事で利用者の安全が守られる。これほど表向き誇らしい事はありません?

何より、この業務がまた私にとって良いトレーニングになる。
だって仕事と割り切って堂々と滑って、登ってを出来るのですから私にはとても良い冬のトレーニングです。
でも目的は、利用者の安全とスキー場の円滑な運営です。
そこを忘れず日々感謝して業務に当たらせてもらってます。

今日は途中雪が降っていたのでマスクもして業務

寒そうに見えて、標高２０００mぐらいで−３度ぐらいだから暖かい日でした。

こうやって色々な経験ができるのも、村の協力隊員として活動させてもらっているからかなと本当にいつも感謝しかありません。
この感謝の気持ちを忘れず、これからのシーズンに向けて頑張って行こうと改めて考えた今日この頃です。

そろそろ3月。
シーズンインの時期も近いので気合い入れて滑って行かねば。

途中計測 結局、約３０km　累積下降４０００mぐらい滑りました。