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FLAT IS BORING

Run boys! Run girls! 的ギアオブザイヤー(後編)

written by KEI KUWABARA December 31, 2013

こんにちは。僕です。

2013年もいよいよ今日まで。みなさんどんな一年でしたか?2013年もブログの毎日更新を見事達成した僕ですが、締めくくりはRun boys! Run girls! 的ギアオブザイヤー(後編)です。書いてるうちに色んなことを詰め込んでしまい前編以上の超大作となってしまいました。お正月休みのお時間を利用してゆっくり読んで下さいw

—-ちなみに—-
Run boys! Run girls! 的ギアオブザイヤー(前編)はこちら
yamaya的ギアオブザイヤーはこちら
2013の1枚&ベストギア(パクリブログ)はこちら
–
—————–

それでは後編いきます。

後編ではRun boys! Run girls!にアドバイザリーとして関わっていただいている、進さんとDogs or Caravan岩佐さんにもアイテムセレクトをしてもらいましたよ。

—-

◆世界の斜走からオブザイヤー
DRYMAX MAXIMUM PROTECTION RUNNING

何故か日本のDRYMAXのwebサイトには載っていないモデルですw

 

トレイルのコースは山の中。晴れていてもコースとなっているトレイルの位置によってはかなり前の雨が残っていて水たまりで「ばしゃっ!」っといってしまい、靴も靴下もビショビショなんてことはよくあります。これが100マイルレースの序盤だったりしたらもうテンションガタ落ち。筋肉の痛みだけでなく、マメの痛みにも苦しめられることになります。

私は全くMっ気がないのでそんな痛みは大嫌い。痛みに耐えた自慢話も全く感動しません。レースでは替えの靴下とワセリンを持って走っていました。

そんな私が今年4月アメリカのランニングストアで見つけた「ANTI BLISTER」の文字が光るソックス。そう、マメ防止ランニングソックスです。このdry max のmaximum protection シリーズは特許取得のBlister Guard® systemとやらが、マメの原因となる湿気、熱、摩擦を減少させているそうです。

かなりお高い商品ですが、長距離レースではマメが出来たらかなりのスピードダウン。そして笑顔も消えます。勝負ソックスとしてスタート&ドロップバッグ用の2足を購入して大切に使ってます。(進)

—

Run boys! Run girls!でもここは靴下屋なんじゃないか?と錯覚するくらいよく売れるDRYMAX。トレイルランナーのみなさんの知名度も、昨年の日本上陸以来かなりあがっていると思いますので、「なんだDRYMAXかよ。」と思う方もいるかもしれません。が、侮るなかれ。MAXIMUM PROTECTIONと言えば、トレイル用の1/4 crewモデルをイメージされる方が多いと思うのですが、今年の夏よりRun boys! Run girls!でも取り扱っている、このMAXIMUM PROTECTION RUNNING MINI CREWは、メーカーサイトには載ってない通好みなアイテムなんです。

ランニングモデルなので、くるぶし丈のミニクルー、そしてトレイル用より生地に柔らかさがあります。耐久性はトレイルモデルの方が高いですが、トレイルモデルの足首丈と生地の硬さが気になっていた方、でもMAXIMUM PROTECTIONのクオリティが欲しいと言う方にはかなりベストなチョイスなのではないかと思います。僕はこの柔らかさが気に入ってトレイルでガンガン使っています!(桑原)

—-

◆Dogs or Caravan オブザイヤー
ARC’TERYX NUCLEI HOODY

中綿量を確保しつつも軽量化を実現した注目の化繊ジャケットです。

 

冬のトレイルランニングは冷たい空気の中、白い息を吐きながら霜柱や雪を踏みしめる感触が醍醐味。しかし寒さから身を守りつつ軽快にランニングを楽しむには工夫が必要です。特に重要なのはインサレーション(保温)ウェア。トレイルまでの移動やランニングの途中の休憩に羽織るジャケットは冬のトレイルでは命綱だといえます。今シーズン登場のArc’Tryx / Nuclei Hoodyは汗や水で湿っても保温性が落ちず、洗濯もしやすい化繊綿素材・CoreLoftを使用。縫い目が少なく袖などのリブに工夫を凝らすなどしてフード付きで300g(メンズMサイズ)という超軽量・コンパクトなジャケットとなりました。

昨冬までは薄手のダウンのプルオーバーを使いながらももう少し保温性があればと悩んでいた私も、このNuclei Hoodyを使って大いに満足。何より濡れても汚れても機能が落ちないので道具として信頼して使っています。レースでは通常持ちませんが、天候の厳しさや行動時間の長さによっては持つことになるでしょう。UTMFなどの装備として使うなら、早めに手に入れて実際にどのような場合に使うか、試しておくことをお勧めします。(岩佐)

—

アークテリクス独自開発の化繊中綿素材CoreLoftは、圧縮してからの復元スピードが速く、ダウン並みの保温性があります。またダウンと一番異なるのは速乾性が高く濡れに強いこと。洗濯機の使用も可能でメンテナンスがしやすいのも魅力です。これまで、CoreLoftを使用した同社のインサレーションはATOM SVとLTシリーズがありましたが、このNUCLEI HOODYは同じフルジップフーディーであるATOM LT HOODYより使用している中綿量が多いながら、重量は75g軽い300gとかなりの軽量化を実現しています。

スタッフサック付きで収納が容易なだけでなく、スタッフサックが内ポケットにつなげて収納できるようになっているのでなくす心配も無いっていう細かい気遣いも○。冬のトレイルランニングの行き帰りの行動着、休憩時の防寒着から、雨等を気にせず着れる普段の防寒着としてかなり幅広く使えるジャケットです。コレまで防寒着にはあまりこだわってこなかった、ランニングからトレイルランニングを始めた方にも是非お試し頂きたいです!(桑原)

岩佐さんと桑原共に日常からヘビーユースなジャケットです。

 

—-

◆くわまんオブザイヤー
Finetrack ドラウトセンサーパンツ

冬のランニングで欲しい機能を備え、かゆいところに手が届いたパンツでした。

 

Run boys! Run girls! 桑原の個人的ヒットアイテムは、Finetrackのドラウトセンサーパンツ。冬場のトレイルランナーのボトムを考えた時、防寒性と足さばきの良さからタイツをチョイスすることが増えます。そんな中で、通気性、保温性、シルエットのバランスがよく、Finetrackという意外性もあったアイテムがこちら。ブログで紹介したところ反響も大きく、購入した方からの使用感の評価もかなり良かったです。

Fintrackの5レイヤーシステムの”3=ミッドレイヤー”に当たるこのパンツは、”「暖かい」けど「暑く」ならない中間着が欲しい”というテーマのもと開発されています。実際に履いてみると、通気性と保温性のバランスがとても高いレベルでとれて、ジャージの様な質感で肌触りがよく通気性が高いながらしっかり保温してくれることがわかります。シルエットも細すぎず太すぎないため、一枚で履いてもよし、より寒い状況では、同じFinetrackのドライレイヤーであるアクティブスキンタイツを下に履いたり、上にウインドパンツを履いたりもできて、かなり使い勝手の良いパンツです。前立てやヒップポケットもついているため、普段履きとしても使えますし、部屋着として使いたくなってしまいたくなう様な着心地の良さでもあります。

機能に加えてシルエットのよさでこのパンツを選ばれた方も多かったです。

 

このアイテムを挙げた理由にはもう少しパーソナルな観点もあります。トレイルランニングで重宝するアイテムやエポックメイキングなアイテムと言うものは既に多くの人が注目しプッシュしているものです。事実ここまでギアオブザイヤーであがったアイテムも、Run boys! Run girls!がピックアップしなくても様々なショップさんやメディアでプッシュされています。そんな中このドラウトセンサーパンツは、Run boys! Run girls!的の独自な目線でピックアップし、それに対してユーザーさんから多くの反響と高評価を頂けた初めてのアイテムだったりします。そう言う意味で優れた機能性と自分にとっての思い出深さの2点から、くわまんオブザイヤーに選ばせていただきました。

ちなみにこのカテゴリには他にもArc’teryx TRINO TIGHT・STRIDE TIGHTや、SALOMON TRAILRUNNER WARM PANTS、MHW Effusion Power Tight・Super Power Tight等、それぞれ個性のあるアイテムが多かったです。どれもトレイルランニングならではのアイテムで、扱うことができてショップ冥利に尽きる魅力的なアイテム達でした。

—-

◆シューズオブザイヤー
inov8 Trailroc 235/245/255

Trailroc 235

 

シューズオブザイヤーにはinov8のTrailrocシリーズを選ばせていただきました。Trailrocシリーズは実際は2012年に発売開始されたアイテムであることや、今年代理店が変わって日本でも再び注目のアイテムとなったHOKA ONE ONEの台頭等があり、ちょっと悩んだのですが、お店をやってみて改めてシューズのクオリティとinov8のフィロソフィの良さを感じたので最終的にチョイスしました。

inov8も日本での代理店が今年から変わったブランドの一つです。元来よりコアなトレイルランナーには評価が高かったのですが、代理店の変更によりより多くの人にその名前が届くこととなりました。が、inov8の本当の魅力って中々簡単には伝わりづらいと思うので、ここで改めてお伝えしようと思います。

inov8はUKのブランドです。すべてのモデルには、”Trailroc235”と言う様に数字がついていますが、この数字はシューズの重さ(g数)をあらわしています。数g単位でモデルの作り分けをしている、そんなブランドです。昨日紹介したOMMやMONTANE、それからTERRA NOVA等はすべてUKのブランドなのですが、UKブランドからは共通してストイックなものづくりの姿勢を感じます。inov8もそんなUKブランドに共通するストイックな姿勢から、とてもミニマルなシューズを多く作っているのですが、それだけで無いのがこのブランドの魅力でもあります。そして、そのコンセプトがとてもよく感じられるのがこのTrailrocシリーズなのです。

モデル名に数字がついていること意外にもう一つ、inov8のすべてのシューズに通底するコンセプトがあります。それはShoc-Zoneと言う考え方です。inov8のシューズはShoc-Zoneいうカテゴリ分けがされていて、カテゴリは、ZERO, 1, 2, 3, 4 の5カテゴリ。これは何かというとシューズのドロップ(かかととつま先の高低差)なのです。ZEROはドロップが0mm、そこから1=3mm、2=6mm、3=9mm、4=12mm と3mmずつドロップが増えていきます。

inov8によるShoc-Zoneの説明。

 

ベアフット/ナチュラルランニング(inov8ではナチュラルランニングという言葉を用いています。)の経験がある方ならわかると思うのですが、かかととつま先のこのたかだか数mmの高低差が体に大きな影響を与えます。例えば、多くのトレイルランナーに支持されているmontrail BAJADAは、前足部のソール厚が10mm、かかと部のソール厚が20mmという10mmドロップのモデルですが、これまでの多くのトレイルランニング/ランニングシューズは、かかとでのクッション性を重視しているためBAJADAの様に10mm前後のドロップのものが多いです。

そういうかかとにクッションのあるモデルから、ワラーチやVFF、そしてALTRAやinov8のShoc-Zone ZEROの様な、ベアフット/ナチュラルランニングモデルに移行するとどういうことが起こるか。これまでかかとのクッション性を活かしたヒールストライク(かかと着地)での走法が、フォアフット(前足部)/ミッドフット(中足部)の着地になります。そして、これまでシューズのヒールが行っていた衝撃の吸収は体全体を使って行うようになるため、10mmドロップのシューズの時にはあまり使用していなかったふくらはぎや前頸骨筋等の負荷が増えます。そして、ベアフット/ナチュラルランニングを始めたばかりの方のほとんどが体験する、”シューズのかかとが低くなったらふくらはぎがパンパンになった”というベアフットあるあるが発生します。

ベアフットやミニマルのシューズは”靴の機能に頼らないことで、体本来の機能を引き出す”というコンセプトを持っています。また、機能が少ないことで自分の体に起こる変化をよりしっかりと実感しそれをフォームの改善につなげていけるというサイクルが生まれることも、こういうシューズを使うことによって生まれるメリットです。

ただし、そのことを理解しないまま、ミニマルシューズに変えてすぐ高いドロップの靴で走っていたときと同じ様な高負荷で走ったり、下手するとゼロドロップの靴なのにかかと着地で走っていたりすると、体への負担はむしろ大きくなり、故障の原因となります。僕の友人でもVFFを履いて走りはじめ、裸足感覚の気持ちよさ故にいきなりこれまでと同じ負荷で走ったことで、足底筋膜炎を煩ったという人もいます。ベアフット/ナチュラルランニングができる様になるには十分な移行期間が必要なのです。このことはベアフット系/ミニマル系のランナーにとっては基本的なことで、各メーカーやベアフット/ナチュラルランニングをコーチしている人達は、こういったランニングフォームの移行には時間をかけるように促しています。(inov8の場合は一例として移行期間に16週間かけるプログラムを示しています。)

そして、inov8のShoc-Zoneという考え方は、同じブランドのシューズ内でスムーズにベアフット/ナチュラルランニングに移行していけるように、ドロップを段階的に低くしていっているのです。例えばTrailrocシリーズは、235=ZERO、245=1(3mm)、255=2(6mm)となっています。このバリエーションが今回Trailrocをシューズオブザイヤーに選んだ理由でもあります。

ちなみに、Shoc-Zoneはシューズのかかとの矢印の数で見分けます。

 

僕は個人的には、すべての人がベアフット/ナチュラル/ミニマルでなければいけないという考え方ではありません。ただ、個人的にはミニマルなシューズが好きです。地面の情報がダイレクトに伝わるし、走っていて楽しい。また、先に述べたように、靴の機能が少ないことで自分のランニングを冷静に見て考えて走るサイクルが生まれることにも魅力を感じています。

お客さんに対しても、必ずしもミニマルでなくても良いとは思っていますが、”自分のランニングを考えながら走る”っていう姿勢は長くランニングを続けていく上では大切なこと、という考え方を持って接しています。それがRun boys! Run girls!でinov8やALTRAを推す理由です。(逆に選択の幅としてHOKAやBAJADAも扱っていますし、お客さんの状況や考え方によってはそちらを勧めることももちろんあります。)ただ、ミニマルなランニングを勧めるにはここまで書いてきた様な情報のシェアが必須だし、お客さんの理解や割り切りも必要になってきます。inov8のモデルはShoc-Zoneでドロップを段階的にわけることで、ユーザーに選択の幅を持たせてくれます。これはとても素晴らしいことだと思うんです。

その選択の幅に加え、適度なラグの高さかつ部分によってソールの硬さを3段階に変えたTrailrocソールのグリップ力の高さ、Trailrocシリーズから採用された前足部の広い足形(これまでinov8は足形が狭いため足が合わない人が多かった。)とアッパーのメッシュによる絶妙のフィット感という、シューズとしてのそもそもクオリティの高さ、これがTrailrocシリーズの魅力です。

Trailrocのソールは場所によって3種類の硬さの違うソールを使用。またこれまでのinov8のソールのより、より日本のトレイルにマッチしたラグ(凹凸)の高さ。ゴムの食いつきはトレイルランニングシューズの中では一番高く、かなりのクオリティのソールです。

 

ゼロドロップでよりミニマルで走りたい人は235、バランスのとれたミニマルシューズを探している人は245(僕は昨年の発売以来Trailroc245がバッチリフィットしてしまい、2013年はITJ、STY、スリーピークスを245で完走しました)、低いドロップの靴にチャレンジしてみたいけど、かかとのクッションやつま先のガードが欲しい人は255という様な選択の幅もあれば、235は初めてゼロドロップにチャレンジする人にとってもやさしさのある靴だし、ミニマルになれたランナーが路面状況等に合わせて255をチョイスするという逆のパターンもあります。4月に来日したJoe Grantは255をはいていて、なぜそのチョイスなのか尋ねたら「レースではミニマルな235や245をはくけれど、クライミング等も織り交ぜる普段のランや、今回の日本みたいにはじめてでフィールドの特性がわからない時のランでは強度を重視して255をはく」という返答をくれました。

Joeとの箱根のランニングセッションでの一枚。Joeは255、小松さん(右端)と稲葉さん(右から2人目)と岩佐さん(左から2人目)は245、桑原(右から3番目)は235を履いているのがわかるでしょうか?笑

 

大分長くなりましたが、ナチュラルランニングを提唱しつつ、そこへのスムーズな移行ができるブランドコンセプトと選択肢の幅、広い前足部や柔らかいアッパーによる高いフィット感、g単位でモデルを作り分けるストイックさ、グリップの高いソール。これらの特徴をもち、幅広いランナーの方に対して選ばれたTrailrocシリーズをシューズオブザイヤーに選ばせてもらいました。inov8愛がありすぎて文章が長くなりすぎ失礼しましたw

ちなみに今回のノミネートには入っていませんが、inov8からは同じTrailroc シリーズで150というモデルも出てまして、これはペラペラのアッパー(Minimus MT00に近いです)にTrailrocソールだけがついている(ミッドソールは無し、インソールは付属品としてついてくるレベル)という150gの超ハードコアモデルです。こういう一見ぶっ飛んだアイテムを普通にリリースしてくるところもinov8の魅力だと思っていますw

一見235と間違えるカラーリングだけど、実際は超ハードコアなTrailroc150。

 

—-

◆Run boys! Run girls!的ギアオブザイヤー

ここまでOMM Aetherシリーズや、inov8 Trailrocシリーズで既にギアオブザイヤー級のコメントをしてしまいましたが、お待たせしました。いよいよ栄えある”Run boys! Run girls!的ギアオブザイヤー”の発表です。

(ドラムロール:ダカダカダカダカダカダカダカダカダカ…)

(封筒をはさみで切る)

(ダン!!)

2013 Run boys! Run girls!的ギアオブザイヤーは…

ULTIMATE DIRECTION signature seriesです!!

2013年はこのシリーズがトレイルランニングシーンを席巻しました。

 

こちらはアメリカでの発売は2012年でしたが、アメリカでの発売前から既に日本でも話題で、2013年2月に日本に上陸するとものすごい勢いで売れたアイテムでした。これまで日本のトレイルランナーにとってはあまり注目度の高くなかったULTIMATE DIRECTIONというブランドが突如落とした最大級のボム。

ミニマルモデルであるAK RACE VEST(4.5ℓ)、幅広いレンジのレースに対応するSJ ULTRA VEST(9ℓ)、ロングレースに対応するだけでなく、アイスアックス用のホルダーも備える多目的モデルのPB ADVENTURE VEST(12ℓ)とトレイルランナーが必要とするサイズレンジを網羅。僕はすべてのモデルを持っていますが、本当にうまくカテゴリ分けがされていて、モデル毎に使う状況が明確に思い浮かびますし、どのカテゴリにおいてもsignature seriesのいずれかのモデルがファーストチョイスになることが多いです。

桑原は2013年のUTMBをPB ADVENTURE VESTで出場

桑原は2013年のUTMBを12ℓのPB ADVENTURE VESTで出場しました。

 

また、キューベンファイバー等を用いて極限まで軽量化を計りつつデザイン的なアクセントも出し、一目で見て分かる圧倒的な存在感を持つアイテムとなりました。トニー・クルピチカやスコットジュレックと言った、日本でもとても人気のあるトレイルランニングアイコン達が、自分たちのアイデアを詰め込んだという背景も大きく支持された原因の一つですね。

トニーはUTMBの様なレースでさえ、AK RACE VEST+Simple Hydrationで出場!!

 

日本国内で多くのランナーに支持されたこのシリーズですが、本国アメリカではやはり相当な人気だったようで、今年の3月に訪れた時には本当にたくさんのショップで取り扱っていましたし、メキシコのレースでもアメリカのランナーの何人かが着用して出場しているのを見ました。

inov8やOMMに関しては受賞に至る背景を説明を長々と説明しましたが、このモデルに関しては説明が雑と思われるかもしれませんが、あんまり説明がいらないというか、2013年のギアオブザイヤーを考えた時に真っ先に思い浮かんだアイテムでした。

幅広いサイズレンジ、圧倒的な軽量性、ダブルボトルポケットや細かいポケット等の使い勝手、トニー・クルピチカやスコット・ジュレックが開発に関わり、彼らの名前を冠する、と言った様々な特徴を持ち、クールなデザインでハードコアなランナーから、前ボトルのザックを初めてチョイスするビギナーランナーにも支持され、本国アメリカだけで支持されているだけでなく、日本においても圧倒的なシェアを誇るSALOMONの牙城を切り崩した(様な気がする)、ULTIMATE DIRECTION signature siries。2013年のRun boys! Run girls! 的ギアオブザイヤーは、コアなプロダクトながら一気に世界的にトレイルランニングのギアのメインストリームに躍り出たこのシリーズに決定です!!

以上、2013年のRun boys! Run girls! 的ギアオブザイヤーでした。長くなってすみません。なんとか2013年中に書き終えられてほっとしていますw

Run boys! Run girls!にあるアイテムに関しては、基本的にこういう暑苦しいウンチクや想いをもって扱っています。今回のギアオブザイヤーを通じてそのニュアンスが伝われば幸いです。

2014年はどのようなワクワクするギアに出会えるんでしょうか?とても楽しみです。みなさん2013年は本当にお世話になりました。来年もよろしくお願いします!!トレイルランニングを始めアウトドアアクティビティやランニングが今年以上にハッピーにできる年にしましょう!!

 

—-

ちなみに昨日同様、今回紹介したアイテムで在庫があるものに関しては通販も承りますのでお気軽にお問い合わせ下さいね。

[お問合せ]
Run boys! Run girls!
TEL:03-5825-4534
MAIL: info(a)rb-rg.jp (※(a)を@に変えてください。)

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KEI KUWABARA

KEI KUWABARA

Run boys! Run girls! 代表

- Run boys! Run girls! プロデューサー/トレイル鳥羽ちゃん 若頭 -
ゲームクリエイターを経て起業。cafe付帯のフットサル施設futsalcafeKELを立ち上げ10年ほどフットサル業界にどっぷりと浸かった後、次のモチベーションを求めていたところにトレイルランニングに出会う。トレイルランニングを通じて普通の人が自分の限界を次々と乗り越えていく過程に感銘を受け、自分もトレランの魅力に取り付かれると同時に「このアクティビティは多くの人に伝えたい。」と思い、トレイルランニング/ランニングショップ Run boys! Run girls!の立ち上げを決意(2013/3OPEN)。このブログではトレランの事に加えて様々なカルチャーの事も綴っていければと思っています。トレイル鳥羽ちゃんという不定形多文化トレラン集団の若頭もつとめています。

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XS (women's): 着丈:66 / 肩幅:53.5 / 身幅:57.5 / 袖丈:22
S: 着丈:70 / 肩幅:56 / 身幅:60 / 袖丈:23
M: 着丈:72 / 肩幅:58.5 / 身幅:62.5 / 袖丈:24
L: 着丈:74 / 肩幅:61 / 身幅:65 / 袖丈:25
XL: 着丈:76 / 肩幅:63.5 / 身幅:67.5 / 袖丈:26
※モデル着用: Mサイズ/身長176cm(Blue_White)

MMA Cool Pile Short Pants

XS: ウエスト:65-75 / ベルト幅:4 / 股上:25 / 股下:14.5 / ヒップ:104 / 裾周り:28.5
S: ウエスト:70-80 / ベルト幅:4 / 股上:25.5 / 股下:16 / ヒップ:108 / 裾周り:29.5
M: ウエスト:75-85 / ベルト幅:4 / 股上:26 / 股下:17.5 / ヒップ:112 / 裾周り:30.5
L: ウエスト:80-90 / ベルト幅:4 / 股上:26.5 / 股下:19 / ヒップ:116 / 裾周り:31.5
XL: ウエスト:85-95 / ベルト幅:4 / 股上:27 / 股下:21 / ヒップ:120 / 裾周り:32.5
※モデル着用: Mサイズ/身長167cm(Navy)

※SNSのコメントやメッセージでのご質問には対応しておりません。商品に関するご質問はお手数をおかけいたしますが、公式サイトもしくはWEBストアからお願いいたします。

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MMA Border Patchwork Tee 夏の定番、ラグラ MMA Border Patchwork Tee

夏の定番、ラグランスリーブのボーダーTシャツ。

ありきたりのようで、でも、よく見てみると、色の異なる生地を交互に縫い合わせてボーダーにしている。

織りでも、プリントでもない、新しいボーダー。丁寧な仕事の成せる技。

少しゆとりのあるシルエットは、暑い夏でもリラックスした着心地。生地は吸水速乾性・UVカットを持つ機能素材なので、タウンユースでもランでも機能を体感できる。

マルチに活躍する一枚。

■size(単位 cm)
XS (womens): 着丈:F62.5_B65.5 / 裄丈:37.5 / 身幅:46
S: 着丈:F66.5_B69.5 / 裄丈:39.5 / 身幅:49
M: 着丈:F69.5_B72.5 / 裄丈:42 / 身幅:52
L: 着丈:F72.5_B75.5 / 裄丈:44.5 / 身幅:55
XL: 着丈:F755_B78 / 裄丈:46 / 身幅:58
※モデル着用: Lサイズ/身長176cm(Turquoise_Navy)
※モデル着用: Sサイズ/身長167cm(White_Black)

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Functional SUMMER! 暑い夏がやってきた。 Functional SUMMER!

暑い夏がやってきた。

気合いで乗り切る、には限界がある。
暑くても、できるだけ快適に。

吸水
速乾
UVカット
消臭
接触冷感

普段着に見えても、機能満載。

Functional SUMMER。

機能で夏を乗り切ろう。

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