こんにちは。歩く身代金ことぽっくんです。鼻くそは黒真珠です。

今日は箱根駅伝往路。ちょっと予想外の日体大が優勝でした。個人的には日体大３区の１年生山中君が後続の集団に吸収されながらも、粘ってついていったのがでかかったと思います。一度は早稲田の大迫君を抜き返したしね。あぁ言う気持ちのある走りは箱根の醍醐味ですね。

とか言いつつも、実は俺、箱根をちゃんと見るようになったのはランを始めた2年くらい前からの超にわかですw それまでは駅伝やマラソンは見るのが超退屈なスポーツだと思ってました。駅伝とかマラソンの番組のおかげで朝の仮面ライダーが中止になることも結構あるしww すみません…。

さて、今日は駅伝と言えばのオススメを。それはこれ。

ご存知の方も多いかもしれませんが、三浦しをんさんの「風が強く吹いている」です。

弱小大学が箱根を目指すストーリーの小説で、まずは駅伝部を作るためにメンバーを集めるところからっていう、良くあるスタイルの展開から始まるんですが、そういう少年漫画的フィクション要素と、駅伝の持つリアルな魅力がスゴくうまく組み合わさったとても良い小説です。集められるメンバーには、高校陸上界で活躍した主人公を筆頭に、設楽兄弟を彷彿とさせる双子（多分モチーフにはしてない）、黒人選手（ただし走るのは苦手）、漫画オタク君とかバラエティに富んでいます。

やっぱり面白いのはこの彼らが挑む最後の箱根駅伝の描写ですね。一人一人のキャラクターや思いがそれぞれの区間に結実し昇華されていく様子はぐっと来ます。後、ストーリー展開も実際の駅伝のシステムと相まって本当に最後まで読ませてくれる展開になっています。ぶっちゃけ最初は少年漫画的展開に「リアリティねぇなぁ」と引いて読んでた俺も、気づいたらのめりこんで最後は泣いてましたww 後、これ読んで駅伝って、優勝争い、個人の区間賞争い、たすきがつながるか否か、等本当にどこを切っても見所とドラマのあるスポーツだなと改めて思いました。（TV中継のCMの多さには辟易ですけどね）箱根駅伝やスポ根もの好きな方にはオススメですよー。

小説は苦手という方には漫画も出てるんで見てみて下さい。最初は小説版の方がいいかなと思ってたんだけど、結局漫画でも泣いた俺ですww 映画もあるみたいだけど、これは見てなんで何とも言えませんww

ちなみに、この「風が強く吹いている」と最後まで紹介を迷ったのはこちらの芸人さんです。

【ニコニコ動画】代走みつくに

明日の復路も楽しみですね！！