2025/11/3(月・祝)、糸魚川~国府津4日目、軽井沢→荒船山→シラケ山→神流町。
69.85km、14時間10分、D+2,474m。
昨日は久しぶりにご飯をお腹いっぱい食べて寝たのが良かったのか、
カラダが思ったより回復。気温10℃とほとんど夜から下がらず結露0。
3時過ぎにスタートし下り基調のロードを小走りします。
八風湖には1時間ちょっとで到着し林道へ。
緩やかな沢沿いの林道を登ります。鹿が何頭かいました。
アスファルトに出ると妙義荒船林道。
八風山への登山道は東側が通行止めで西側までロードをジョグ。
5時過ぎに登り始め5時20分には山頂到着、寒い。
このあたりの真下を上信越自動車道の八風山トンネルが通っているのを後から知りました。

八風山
ここから信濃路自然歩道はトレイルがものすごく整備されており、
笹の間のフカフカの落ち葉トレイルを進みます。
妙義荒船林道を再び越えるあたりから通り雨。
けっこう強い雨でレインを着てレインカバー装着。
左側の日の出の上に雲がかかり、物見山は雨。

妙義荒船林道

綺麗なトレイル

林道を再び越えます

物見山

西上州の山々
荒船キャンプフィールドまでの下りはあっという間。
右手にキャンパーの方の車やテントがたくさん見えます。
自販機でドリンクを補給して一休憩。雨はほとんどやみました。

荒船キャンプフィールド
ロード・林道をつなぎながら荒船山の山容が大きくなってきます。
内山峠まで来ると登山者の方で駐車場はいっぱいで路駐多数。
ここからの登山道は極上で、なだらかなアップダウンを繰り返す極上の走れるトレイル。
気持ちよく進んでいるとだんだん風が強くなってきて雨が降り出します。
頂上のあづまや到着直前には雨が雪に変わり、
爆弾低気圧のように強風と吹雪状態に。あづまやの温度計は0℃。
レインウェア・防寒具を着込み、あづまやで天気が落ち着くのを待ちます。
こんなに短時間で天気が変わるのは珍しい。

荒船山

極上の走れるトレイル

山頂のあづまや
雨宿りを終えて9時前にリスタート。
雪の降る中稜線を進み、星尾峠から下山開始。
途中で左岸コースに進んでしまい、ここがなかなかの難ルート。
ルートファインディングが難しく時間がかかります。
下山直前に先行者に追いつくもやはり別ルートでもロストしていたとのこと。
上野村側は登山道があまり整備されておらず、入山者も少ないため少し難しめです。

まさかの雪

ロスト注意
登山口の駐車場には3台、時間は10時半。
ここから大仁田ダムまでは下り→フラット→登りのロード。
今日のポイントは補給。コンビニが無いので、できればシラケ山を越えた夕方前に上野村で買い物をしたい。
上野村のJAマートが夕方までやっていて、普通に行けば間に合いそう。
淡々とジョグと歩きを織り交ぜながら進みます。

登山口のロード

大仁田ダム
大仁田ダムの先にある登山道入口から烏帽子岳・マルへ。
ここの登りがものすごい急。ストック使ってもずり落ちるんじゃないかで、
ここはヘルメットとロープがほしいと思いました。
ロープも何本か設置されていますが、手掛かりとして使えるか慎重に確認しながら登るのがおススメです。

登山道入口

ようやく稜線
稜線からシラケ山方面へ。
細尾根で高度感もあり慎重に進みます。
烏帽子岳・シラケ山とも頂上直下は残置ロープが何本かあります。
シラケ山からは紅葉がすばらしい。

紅葉が素晴らしい

絶景
登山口まで降りてくると14時半過ぎ。
これなら間に合うだろうと思いジョグでロードをJAマートへ、約9km。
途中川の駅上野を通過しますが、重い荷物はできるだけ後にしたいと思い先へ。
15時半に到着し、カップ麺やピーナッツチョコ、ドーナツなどカロリーになるものを買いだめ、パッキングします。
これで明日いっぱいの食料は大丈夫。お店の中のテーブルをお借りすることができ感謝。

JAマート
16時にリスタート、30分少しで道の駅うえのに到着。
お土産はたくさんあるものの食料はあまり無くJAマートで正解。
ここでキャンプ場を調べると、5kmちょっと先の神流町に「はこだたみキャンプ場」というのがあり、
電話してみると管理人の方が待っててくださるとのこと、感謝。
少しペースを上げて走り、17時15分に到着。
受付して、個包装のシャンプーを買い、シェルターを設営して4日ぶりのシャワー。
屋根付きの自炊場もあり、ごみも捨てられ不自由なく過ごせました。

道の駅うえの
今回中間着として持って行ったのが、
MMAのPOLARTEC PowerGrid Zip-High。これが本当に秀逸。
暑すぎず、だけど防寒・保温もほどよくしてくれて、蒸れずに快適、汗の渇きも早い。
袖は長めになっていて、サムホールが備わっており、サムホール使用が前提の長さ、手首が覆えます。
それでいてフルジップで換気もしやすく、しかも重量が軽い。
フードがないのが逆に良く、頭はフード付きのースレイヤーやビーニーでカバーし、
首はこれの上かジッパーの内側にネックウォーマーを入れればばっちり。
オールシーズン使える、インサレーションにも行動着にも使えるマルチなウェアです。
