皆さん、こんにちは。

蚊取り線香塾では一昨年から古くなって使わなくなったトレラン用のバックパックやウオーターボトルを皆様からご寄付いただき、ネパール在住のイギリス人のRichard Bull（ＩＴＲＡのネパールの役員でネパールランナーの育成に力を入れている人です）経由ネパールのランナーに届けています（郵送すると関税がかかるため、レース参加に合わせて持参しています）。

ネパールの月の平均所得は都会でもせいぜいＵＳ＄２００ぐらいであり、一方ブランドのトレラン用品は日本の値段より少し高く、彼らが購入することは不可能です。

あまり知られていませんが、ネパールにはハセツネを７時間台で走る実力の選手はごろごろしており、彼らにきちんとした装備を持たせて世界の大会を走ってもらいたいと思っています。

また普段の国内の大会でも、本当に水筒さえも持たずにスタートしていく姿をいつも最後尾から見ていて、安全面でも心配です。

そして装備面だけでなく栄養面でも、先週中国のGaolingon by UTMB®で優勝した女性ランナーですら下の文章にあるように十分でない（空腹を忘れるために寝ると言ったことがあるほどの）状況です

The performance of 2018 Gaoligong by UTMB® was by a shy 19 year old girl from an impoverished Nepali village. Sunmaya Budha won by well over an hour, and, remar…kably, came 6th overall! Sunmaya trains full time at altitude, in Himalayan foothills, in a running camp, where she also lives. Training miles are plentiful, but food is not: “I get so hungry sometimes, I sleep to forget the hunger” said Sunmaya once. When Sunmaya and Richard Bull, the founder of Trail Running Nepal, flew back home to Kathmandu – a reception was prepared at the airport for Sunmaya by her mentor – Mira Rai. Well done, Sunmaya! (Credit: Gaoligong by UTMB®, Richard Bull, Hary Rokaya, Mira Rai)

今年は９月にスイスでRicharに合う予定なので、それまでにご寄附いただければ大変ありがたく思います。受け渡し方法は別途相談させていただきます。

どうぞご協力をお願いします。